「王様のブランチ」で紹介された『第160回直木賞の候補作5作品』
「王様のブランチ」BOOK NEWSで紹介された、第160回直木賞の候補作5作品『童の神』『信長の原理』『宝島』『ベルリンは晴れているか』『熱帯』
第160回直木賞の選考会は1月16日に、東京・築地の料亭「新喜楽」で行われます。
◎ 童の神
童の神 [ 今村翔吾 ]
今村翔吾作「童の神」読了。
— Papas (@RichardPapas) 2019年1月10日
直木賞審査員にはウケないかも。登場人物の心の動きが現代的すぎるとか言われそう。
でも、このお話はとにかく「カッコイー!」って感じ。
ラストは連続ドラマの最終回みたい。中々の読後感。
ストーリーも動きがあり、戦の場面も臨場感たっぷりで、楽しい読書でした。 pic.twitter.com/IwezqDFMUB
#童の神#今村翔吾 著
— のりまき (@nokonokomegane) 2019年1月9日
平安時代京人以外は人に在らずと蔑まれ虐げられた人々(童…わらわ)の先頭に立ち戦い続けた桜暁丸(後に酒呑童子と畏れられた)と同胞の雄々しい姿に心躍り涙しました。大江山の話がこれほどまでに面白い展開になるとは…満足しての読了です! pic.twitter.com/jhAsYfRheE
#童の神 #今村翔吾 #読了
— す も も (@botankyo_book) 2019年1月5日
登場人物達が懸命に戦う姿に胸を打たれました。誰かが戦っているのに、差別は無くならなくて、悩んでも答えは出ない。本当に難しい。
皆を守るために誰かが死んでしまうのがとても切なかった…。
そして、読み手を飽きさせない技量がさすがです…! pic.twitter.com/IvBuzsway9
◎ 信長の原理
信長の原理 【電子特典付き】【電子書籍】[ 垣根 涼介 ]
「信長の原理」読了。織田信長や家臣団の盛衰をこういう切り口の書き方もあるかと感心させられて非常に面白かった。直木賞候補も納得。垣根涼介はヒートアイランドのイメージが一番強かったけど引き出しの数に脱帽しました。
— てんしろー (@tensirou502) 2019年1月13日
#信長の原理 #読了 。
— のり先生は三十而立 (@norisama1124) 2019年1月12日
誰もが知る織田信長の生涯を丁寧に描いた作品。言わば、それだけ。
今さら信長級の超有名人を扱うには色物にするしか無いと思ってました。が。
パレートの法則。所謂、働き蟻の法則。
この一点を加えるだけで、史実に新たな解釈が顕れ、男たちの苦悩がこうも伝わるとは!#読書 pic.twitter.com/a8WccZgJGZ
「信長の原理 垣根涼介」読了。
— トリ (@0361218) 2018年11月11日
「光秀の定理」に続く戦国時代モノの第二弾。前作でも感じましたが、光秀、信長と散々描き尽くされた感のあるこれらの人物を、ここまで読ませることのできる作者の技量はもっと評価されてもいいと思うのですが。
蟻のエピソード、とても興味深かったです。
◎ 宝島
宝島 [ 真藤 順丈 ]
真藤順丈『宝島』を読了。…ヤバい、元旦にして、今年読む最高の本かもしれないモノを読んでしまった! 高熱量の物語を緻密な構成で、されども滑らかな「語り」の文体で綴ってある、奇跡的な読み物。最高だ。
— きたむん (@kitamun) 2019年1月1日
宝島(真藤順丈)読了。
— サニーサイドアップ (@sunnysideup2nd) 2018年12月31日
はあ〜〜〜なんと膨大なエネルギーに満ちた物語なんだろうか。
英雄を失い別々の道を歩む事になった男女の道が、理不尽への怒りに燃え上がる島で再び交わった時、もたらされた感銘と哀しみに心掻き乱されて言葉が出てこない。
年の瀬にとんでもない物語を読んでしまった...。 pic.twitter.com/s6MMYU5JHy
年末休みを利用しての読書。真藤順丈「宝島」読了。重厚で読み応えのある作品。読んでみる価値はありますね。さすがに直木賞候補になるだけはある。 pic.twitter.com/Y8HyoCAmdA
— yky1 (@ykykita1) 2018年12月30日
◎ ベルリンは晴れているか
ベルリンは晴れているか (単行本) [ 深緑 野分 ]
深緑野分『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房)読了。読みはじめてたちまち読んでしまった。綿密な考証にもとづくリアリティとフィクショナルなミステリの塩梅が絶妙。いくつかおやと思う箇所や文意の取りにくいところがあったけれど、描かれる戦前/中/後のベルリンとそこに生きる人々の姿は圧巻。
— hondama (@hondayonda) 2019年1月12日
「ベルリンは晴れているか」読了。読み応えありました。生々しい戦争小説。ミステリーというよりもそっち。戦中~戦後の混乱、市民たちの苦しい生活のリアリティ、それぞれの重い重い過去に起因する複雑な気持ちなどが始終描かれる。重たい小説だなあ、と。でも面白かったです。ラストもよかった。
— chestnut-castle (@chestnut_castle) 2019年1月3日
2019年最初の読了。
— ちべ (@chibea19) 2019年1月3日
深緑野分「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)。
第二次大戦直後のベルリンが舞台。
戦争の陰惨さと不条理とやるせなさがこれでもかと眼前に突きつけられる。
そんな中起こる一つの殺人事件。
主人公の少女は一体どうなるのか。
ミステリとしても戦争小説としても面白い! pic.twitter.com/vvx8HXm541
◎ 熱帯
熱帯 [ 森見 登美彦 ]
『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)読了。誰も最後まで読んだことがないという、幻の本をめぐる物語。前半はスリリングな展開に引き込まれ、中盤からはまるで物語に飲み込まれるような、壮大な迷路を彷徨うような感覚に。謎が謎を呼ぶ。物語は増殖を続ける。独特の世界観が織りなす、不思議な話だった。
— NAO, I (@naosuke_1972) 2019年1月13日
読みながら騙されてるような感覚に何度ため息をついたことか…。「怪作」と宣伝されていたのも納得の怪作でした。「熱帯」読了。
— 螺旋 (@unknown_krpg) 2019年1月13日
森見登美彦著『熱帯』読了。小説………というよりものがたりと呼びたい~ものがたりの迷宮にどんどん引き込まれて現実とものがたりの境目が曖昧になっていく。流し読み派の私なのでふわふわと読み進めたけれど、しばらく時間を置いてまた読み返したい一冊☆#熱帯
— ぐー(^_^) (@gontarozaurus) 2019年1月10日